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冷え性

冷えは万病の元

「冷え症」そのものは病気ではなく、症状(自覚症状)のことです。

体内の末梢血管(毛細血管)の血流が阻害されていることにより起こるものです。

冷えは体の本来の機能を低下させます。特に女性の下半身は冷えやすく、子宮・卵巣は体の中でも最も冷えの影響を受けやすい場所です。


子宮・卵巣の機能が冷えることによりさらにその機能は低下し、妊娠しづらい体になってしまいます。血流が悪いと各細胞への栄養補給が滞り、生理不順や生理痛、排卵や着床に影響を及ぼすからです。

したがって、不妊の原因の多くは、「冷え」であると言うことができます。

冷え性の原因

血流障害の原因として、自律神経の乱れが大いに影響しています。

自律神経失調になるのは女性の方が多いのですが、その理由として、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌の乱れが、自律神経の調節を狂わせてしまうからです。

女性ホルモンには、血管を拡げて血流を多くする作用があります。

不妊治療やストレス、加齢などによって女性ホルモンの分泌は乱れやすいので、ホルモンバランスを整えることは大切になってきます。

 

また、寒さなどの環境はもちろんのこと、ストレスや緊張状態(交感神経優位)、食事の乱れ、睡眠不足、不規則な生活、過労なども「冷え症」の原因となります。

 

冷えのタイプとして、以下の3つのタイプが考えられていますが、それが複雑に絡み合っているのが冷え症だと思います。

 

冷えのタイプ

熱を作る機能が弱いタイプ

ダイエットや運動不足などにより、基礎代謝力が低下しているタイプ。

体の芯を温めるとよい。

熱の放散過多タイプ 発汗量が多く、手のひらや足の裏に汗をかく。

手足は温かいのに内臓が冷えているこのタイプは、自分が冷え症であると自覚しにくい。

保温が大切。

熱を運ぶ機能が失調した
(温度調整障害)タイプ

自律神経の調整がうまくいっていないタイプ。  

生活習慣を整え、血行不良の改善が大切。特に睡眠が大切。

冷え性への鍼灸治療はまず自律神経を整えます

「冷え症」の場合、体質改善を目指す全身治療となり、まずは自律神経を整えていきます。

体の緊張状態を緩め、上肢から下肢の方へと気血の流れを誘導して、冷えを改善していきます。

鍼だけでなく、温め効果のあるお灸(灸頭鍼や温灸など)も多用しています。

体質改善のためには、週に1回程度で2~3ヵ月じっくり治療する必要がありますが、

それが難しい場合、自宅でお灸をする方法をご指導しています。

せんねん灸のような台座灸を1日1回、2~3か所に行って頂いています。

 

東洋医学では、足の冷えと体の不調が同時に発生している状態を「上実下虚(じょうじつかきょ)」と呼んでいます。いわゆる、冷えのぼせの状態です。

頭痛、耳鳴り、めまい、更年期障害などの症状を起こしますが、妊婦さんもこの状態と考えています。

 

冷えの改善は、血流の改善とともに新陳代謝を活発にし、子宮や卵巣の血流改善、活性化に効果があります。

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