スタッフ紹介
院長 赤松正久(あかまつ まさひさ)
Akahari先生と呼んでください。
資格・所属
出身
大阪市
プロフィール
大学卒業後、25年間のサラリーマン生活を経て、以前から興味を持っていた鍼灸の資格を取得する為、東京の鍼灸学校(東京医療専門学校)に入学。
鍼灸師・あんま・マッサージ師・指圧師の国家資格を取得する。
国家資格取得後に開業準備の為、東洋鍼灸専門学校・総合臨床研修科に在籍、同校を卒業。
総合臨床研修科に在籍する期間に、財)東洋療法研修試験財団認定の生涯研修課程(医学教養基礎医学 基礎)を終了。
平成20年1月25日
東高円寺にて、赤松はり灸院 開業。
患者様へのメッセージ
赤松はり灸院が夫婦で不妊治療を本格的に取り組む理由を詳しくご説明したいと思います。
2012年12月、NHKクロ-ズアップ現代『卵子老化の衝撃』の放送以降、不妊治療がメディアに注目される様になり、赤松はり灸院でもお申し込み等、増えています。
私共夫婦は20年程前に不妊治療を受けた経験があります。ART・顕微授精まで実行しましたが、子供を授かることが出来ませんでした。
現在の進歩した高度生殖医療と不妊カウンセラーの適切なアドバイスと鍼灸治療を受けていれば、子供が授かったかもしれないと考えることがあります。
また、不妊の原因の約半分が男性側にあるにもかかわらず、治療の大部分が女性の不妊治療で、男性側の治療はほとんどされていないのが現状です。
赤松はり灸院では女性の不妊治療だけでなく、男性不妊でお悩みになられているご夫婦にも治療をお勧めしています。
また、鍼灸治療はストレス・疲労感に倦怠感といった不定愁訴にも効果が認められています。更に鍼灸治療は一人一人の患者さんとじっくり向かいながら、話をお聞きして、身体に触れる治療ですので、心身を癒し、精神的サポート(カウンセリング)も同時に行うことが出来ます。
不妊治療を受けられている方の多くは不妊専門クリニックで検査をして、検査結果からそれぞれの治療を受けられています。西洋医学でのART・顕微授精といった高度生殖医療を受けながら、鍼灸治療を同時に受けられることは不妊クリニックでも最近多くなっています。この事は鍼灸治療が妊娠力アップに有効な手段として認められているからです。
赤松はり灸院の鍼灸治療で、妊娠力をアップさせ、妊娠しやすい身体づくりのお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
よろしくお願い致します。
副院長 赤松由美子
プロフィール
大学卒業後、金融系企業のOL、結婚後も個人企業・大学事務など多種の派遣社員を経て、東洋鍼灸専門学校へ入学。
四十にして、仕事・主婦・学生と三足のわらじを履きながら、鍼灸師となる。
卒業後は、母校の恩師の治療院で研修を積みながら、院長(主人)とともに赤松はり灸院で治療を行う。
患者様へのメッセージ
私が鍼灸師になろうと思った動機は、”鍼灸で、不妊で悩んでいる人を手助けしたい。減らしたい。”と思ったからです。
なぜなら、私も20年前に不妊治療を受け、苦しい思いをしたからです。
主人(院長)の乏精子症が原因でした。
突然奈落の底に陥れられたような衝撃でした。
それからは、健康に気遣いながら、その当時でも最先端技術の体外受精(顕微授精)まで行いましたが、
結果はうまく行きませんでした。
今でもとても残念で、悔しい想いをぬぐい去ることはできていません。この想いは
ずっと持ち続けるのだろうなと思います。
当時は、最大級の努力をしたつもりでいましたが、恥ずかしながら、「鍼灸」はまったく頭にありませんでした。
その後、院長が鍼灸の勉強を始めた時に、これが不妊治療にとても効果的なのではない
かと思いました。そして、「私たち夫婦で不妊治療をすることを目標に、そして私たちの経験が不妊で悩んでいる方々の一助になれば」と私も鍼灸師になりました。
なぜ「鍼灸」が「不妊治療に効果的」だと思ったかというと、鍼灸は、
-
副作用がなく(不妊治療の薬漬け、ホルモン剤投与がとても心配でした)
-
身体の中から元気にし(子宮や卵巣のみならず、身体全体の血流をよくする)
- 自分本来の妊娠力を強め(自分の中の自然治癒力を高めてくれる)
- ストレスを軽減し(自律神経のバランスを整え、リラックス(副交感神経優位)させてくれる
- 心身をほぐして、癒してくれる(不妊のストレスは、身体にとって逆に負のスパイラルだと感じていました)
からです。
東洋医学には、「心身一如(しんしんいちじょ)」という考え方があります。
心と身体を一つのものとして考え、お互いに強く影響しあっているというものです。
不妊治療を受ける方々は、仕事によるストレス・身体的過労の上に、さらに不妊治療で精神不安などのストレスが加わる不妊治療では、このことを考えさせられます。
心が病めば、身体も病みます。身体が病めば、心も病みます。
ですから、鍼灸で、疲れた体も心も温めて、ほぐしてもらいたいのです。
20年前とは違い、今は病院も増え、技術も進歩しているはずなのに、不妊治療を受ける方たちのつらい想いは変わっていません。先の見えないトンネルに入ったまま、もがいている人たちがたくさんいます。苦痛、焦り、悲しみ、自己否定・・・
- どうしてできないの?
- どこも悪くないのに
- なぜ、どうして私だけ
- 身体に負担をかけているのは女の私ばかり
- いったい何が正解なの?
- 失敗したらどうしよう
- 期待と不安の繰り返し
- 生理が来るたびのショック
- いつまで続ければいいの?
- あきらめきれない想い
- 友人の妊娠を聞いた時の羨望と嫉妬
- 何気ない言葉にやたらと過敏になる自分
- 自分を嫌いになる自分
などなど、そんなネガティブな感情は抱くのは当たり前。当然なのです。
あなただけではありません。だから、元気を出して!
そんな方々のお気持ちに寄り添いながら、少しでもお力になりたいと願っています。
そして、まだお若い方々にも、「卵子の老化」などと言われ後悔することのないよう、女性の身体の変化についてお伝えしていけたらと思っています。